東南アジア展開３ 運動の値段
２０１６年８月。
僕らはチャンスを活かすために行動で学んでいる。
見知らぬ土地でビビりながらも行動は止めない。
常に試行錯誤で必勝パターンの交渉力を身につけ
知らない間に慣れてくる。
※フィットネスクラブで交渉中
人の慣れというのはすごい。
数回繰り返せば初めての緊張がウソのようになる。
大事なのは実践。それも繰り返しの実践。
前回までのお話
月会費を一気に安くする方法
僕たちはバンコクで４つのフィットネスクラブを回った。
数時間のうちに手当たり次第。
発見したこと。
月会費が一括払いで格段に安くなる。
１ヶ月 ３８００バーツ（１２０００円くらい）
というプランがあるが
５ヶ月一括であれば １ヶ月が２８００バーツに。
１年であれば ２４００バーツ。
２年であれば２３００バーツ。
というように月会費が大きく変わる。
継続する方が圧倒的に安い。
来ている顧客の層
上記した値段の価格だとタイの人は来れない。
というのもタイの平均給与は１１０万円ほど（月給２８０００バーツくらい）。
日本の平均給与が４１０万円とかなのでざっくり４倍。
同じ水準で考えると
４８０００円かけてフィットネスクラブに通うことになる。
１年契約でも２４０００円。
・・・さすがに高い。
生活が成り立たない。
だからタイの人向けではなく、顧客を外国人に絞っている。
そこにターゲットを絞るなら先ほどの費用も納得だ。
割合としては外国人９割。地元の人が１割くらい。
時間によっては変化があるかもしれないが、スタッフさんの話からも
だいたいこのくらいの割合とのことだ。
パーソナルトレーナートレーナーの質
僕自身は大学時代にスポーツクラブで働いていたし
独立してしばらくはフィットネスクラブと契約をしていた。
個人的に今もお客として通っているので１０年以上はフィットネスクラブに入り浸っている。
そんなフィットネスマニアというかプロというか・・・
僕目線でパーソナルトレーナーをチェックさせてもらった。
スタッフさんに施設を紹介してもらいながら、
横目でトレーナーの指導をチェックしている僕。
正直に言うとトレーナーの質は恐ろしく低い。
というか、トレーナーがいる意味はあまりないように感じた。
僕が見た人たちがたまたまそうだったのかもしれないけど。
彼らはカウントしているだけ。笑
（同じような日本人のパーソナルトレーナーもいるけど。）
数を数えているだけだった。
それだけではなく、スマホをいじりながら指導している猛者もいた。笑
文化が違うからかもしれない。
そのトレーナーがたまたまそうだっただけかもしれない。
調子が悪かったのかもしれない。
ただそれらをひっくるめても
サービルレベルが日本と比べると低い。
ということは
僕らはチャンスがあるということではないだろうか？
ちなみにパーソナルトレーナーの費用は
５０日の指導で３３５００バーツ。
日本円で１０万円ほど。１回２０００円くらい。
上級トレーナーだと５０日、割引ありで５６０００バーツ。
１７万円くらい。１回３４００円くらい。
割引なしだと６６０００バーツで２０万円くらい。
１回４０００円くらい。
日本より安い感じはする。
学びをどう活かすか
偉そうなことを言うけれど指導のスキルを見て、負ける気がしなかった。
僕ら（日本人トレーナー）の方が数段上だと感じた。
※数段上の人が多いだけで、日本にも数えているだけトレーナーはいます。
※きっとタイにもすごいトレーナーもいるはずです
トレーナーレベルの平均値で勝っている。
僕はチャンスだと思う。
日本でトレーナーをする。やりがいもあってニーズもある。
素晴らしいことだ。
ただタイや東南アジアを始めとする海外でもアリだ。
５年後はわからない。ただ今現在はアリだと僕は思う。
つづく
sports alliance主催講演会
８月３０日（火） 東京ヴェルディ×脇坂大陽
sports alliance主催トレーナー向けセミナー
わっきー
