東南アジア展開4 車椅子バスケとブラインドサッカー

2016年8月。

僕らはチャンスを活かすために行動で学んでいる。

バンコクからラオスのビエンチャンに移動した僕たち。

 

そこでは2つのチームへ指導に入らせてもらう予定だった。

 

前回までの話

東南アジア展開1 スポーツを仕事にする確率を上げる考え方

東南アジア展開2 学び方

東南アジア展開3 運動の値段

 

 

 

いつもお世話になっているつなひろワールドの竹内さんのご紹介で

八代英太さんをご紹介いただいた。

 

八代さんは20年前よりラオスに100回以上行き、

ADDPという障害者雇用の支援団体を立ち上げられ支援し続けている。

 

今回はそのADDPのスポーツ事業部にお邪魔し、

教え子たちが実際に指導に入らせてもらった。

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※八代さんと僕たち 車椅子バスケット専用体育館の前で

 

 

車椅子バスケット

最初にお邪魔したのは車椅子バスケの現場。

20名ほどの選手の中には何人ものナショナルチームの選手がいた。

 

国を代表する選手たちに、

恐れ多くもうちの学生たちは指導のチャンスをもらった。

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学生時代の僕からすると本当に羨ましい経験だ。

 

指導の内容はケガの予防エクササイズ。

日本から準備し、バンコクでも改良し、練習を重ねて本番に臨んだ。

しかも英語で伝える練習を繰り返していた。

(当日に日本語をラオス語に通訳してくれる方がいることが分かり、

顔が引きつった教え子たちは少しほっとした表情をしていた。笑)

 

 

実際にラオスのナショナルチームに所属している選手でも

『トレーナー』と呼ばれる人は今まで見てもらったことがないので、

本当に彼らのアップは海外での試合の中で他の国のアップを見て

今まで見よう見まねでやっていたそうだ。

 

なのでやり方も見よう見まねプラス自己流。

ストレッチにしてもどこを伸ばしているのか不明確。

なんとなく形を・・・

 

といった内容だった。

 

なので今回、教え子の学生トレーナー達は

日本で学んできたトレーニングやコンディショニング、

そしてケアの知識や技術を十二分に発揮した。

 

選手たちにもそしてコーチにも本当に喜んでいただけた。

 

ただ教え子たちに話を聞くと

実際に指導してみて思うよう表現できなくて悔しく思ったり、

失敗したと感じる部分があるようだ。

同時にうまくいって、そして喜んでいただけて嬉しかったのも事実。

 

悔しさ、失敗、喜び、成功。

全てひっくるめて学びだと思う。

 

ブラインドサッカー

ブラインドサッカーの現場にもお邪魔し指導に入ってきた。

 

このスポーツは目の見えない状態での行うサッカーで、

目の見えな方や弱視の方が実施していることが多い。

ただ練習や試合の際にはアイマスクをして完全に見えない状況で行う。

なので目の見える方も参加できる本当にユニバーサルなスポーツだ。

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そんな完全に見えないブラインドサッカーの現場で、

しかも日本語ではない状況で運動指導。

 

担当する学生は本当に緊張していた。

顔が緊張で青ざめて口数が少なく一人でブツブツ言っていた。

絵に描いたような100点満点の緊張状態だった。(笑)

 

そして追い討ちをかけるように・・・

車椅子バスケの時にいた通訳さんはいなくて初めて会う通訳さん。

 

通訳さんはスポーツは専門外。

でもやるしかないからとコミュニケーションをとり指導開始。

 

さて。ここで問題。

目の見えない場合、どう指導するのか?

 

言葉で伝えるのはもちろんだけど通訳さんも運動の専門家ではないので、

できるだけわかりやすい言葉に変えてお伝えする。

 

言葉で通じない時には

実際に選手を触り、その動きをするように誘導する方法。

 

もしくは選手の隣に行き、トレーナーの体を触って

実際に動きを感じてもらう方法を実施した。

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こちらの指導も本当に喜んでいただけた。

これからの練習にぜひ取り入れます!!とのことだ。

 

全体への指導後には学生たちが、個別で体の怪我や痛みの相談を受け

実際に運動を処方していた。

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※彼らが人気すぎて次の食事の時間を大幅に遅れてしまったのはご愛敬。

 

 

実践の学びで本当に成長する。

本当に心から思う。

実践の学びというのは本当に人を成長させる。

 

たくさん知識を頭に入れてもやってみないと分からないことが多い。

100パーセント教科書を頭に入れても、スポーツの現場に出たら

分からないことだって実際にはあるんだ。

 

だから実際の現場でアウトプットしながら

いい意味で恥をかいたり、悔しい思いをしながら

学び成長することが大事。

 

きっとスポーツ科学ではアメリカやヨーロッパが日本よりも進んでいるだろう。

アメリカやヨーロッパでたくさん知識や技術をインプットするのも素晴らしいけど

スポーツ科学があまり進んでいない国で、今ある知識をアウトプットし

喜んでもらうような学びもあっていいはずだ。

 

 

これからも僕は実践の学びを届けたい。

同時にスポーツの可能性をもっと広めたい。

 

 

ラオスに来て決めたこと。

僕らはここでチャレンジする。

 

本気でそう決めた。

 

 

つづく

 

 

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8月30日(火) 東京ヴェルディ×脇坂大陽

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わっきー

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