解剖実習とは?
日本ではドクターか医大生しか、メスを持っての解剖実習を行うことは出来ませんが、アメリカではアスレティックトレーナーのカリキュラムに解剖実習が入っている大学・大学院もあります。
「環太平洋の医科学情報の発信基地」を目指しているハワイ大学では、愛泉指圧学校のご尽力もあり、トレーナーやコメディカル業界で働く方や、目指す学生も受け入れてくださっており、実際に自分の手で人体解剖を行うことが出来ます。
スポーツアライアンスでは参加者を募り、2016年より毎年参加をしています。
よくある質問はこちら
ハワイ大学解剖実習の事前学習とは?
スポーツアライアンスでは、ハワイ大学解剖実習をより充実したものにして頂くため、国内での勉強会の開催、およびハワイ大学での事前学習セミナーに参加しております。
初めて解剖実習に参加される方も経験豊富なスタッフがサポートしますので、ご安心ください。
ハワイ大学解剖実習
国内での事前学習はどのような内容か?
参加される方が、より解剖のイメージを持った状態でご参加頂けるように「体表解剖学」を用いて、事前学習を行っております。
体表解剖学の様子はこちら
東京や大阪での開催がメインとなりますので、遠方からのご参加が難しい場合には、動画で学んでいただけるよう準備を致しております。
ハワイ大学解剖実習
現地での事前学習はどのような内容か?
ハワイ大学の医学博士もしくはアスレティックトレーナーが、解剖実習を行うにあたって必要な解剖学のセミナーを実施してくださいます。
近年話題となっている筋膜をはじめ、骨格筋や神経の仕組み等の機能解剖学、またそれをどのように治療や運動指導に活かしているかの、実践方法もお話ししていただけます。
■テーマ
2017年「解剖学にまつわる話」
2018年「アスレティックトレーナーの地検による故障と解剖の考察」
2019年「神経」
解剖実習の事前学習法1
トレーナーズアカデミー公式LINEで学ぶ
スポーツアライアンスが運営しているトレーナーのためのオンライン学習システム「トレーナーズアカデミー」では、動画やブログ、各種SNSでトレーナーに必要な基礎から応用までの知識を学んでいただけるコンテンツをご提供しております。
■学べるSNSはこちら
その中で一番多く活用されているのが、機能解剖学を勉強することができる「トレーナーズアカデミー公式LINEアカウント」です。
筋肉名を入れると、その筋肉の機起始・停止・機能・支配神経が表示されます。加えて筋肉の3D画像まで出てくるという優れものです。その後に紹介している「筋肉一問一答」と連携すれば、ちょっとしたテストも可能になります。
解剖実習を行う際に筋肉の起始と停止を把握しておくことで、解剖をした際に今触っている筋肉がどの筋肉なのか、「〇〇筋を見よう」となった際に、どの部分を解剖すれば良いのかがわかり、より深い学びを得ることが出来ます。
「この筋肉の起始と停止の付着部はどこだったかな?」と、トレーニングや施樹をして思い出す際に、毎回教科書を開く手間を省くことが出来るので、非常に便利なツールです。
無料で登録することが可能なので、筋肉の起始、停止、機能、支配神経を、LINE公式アカウントを活用して勉強することをお勧めします。
解剖実習の事前学習法2
トレーナーズアカデミー「体表解剖学」の動画で学ぶ
トレーナーの基礎知識である「解剖学」の知識をより深めていただくために、スポーツアライアンスでは、定期的に「体表解剖学」のセミナーを開催しております。
「体表解剖学」とは、触診をしながら体にペンで骨、筋肉、靭帯等を書いていく実践型解剖学のことです。セミナーでは部位毎に分け、スポーツ現場で起きやすい傷害と絡めながら、押さえておくべきポイントをご紹介しています。
■「体表解剖学」のセミナー動画
・上肢編
・下肢編
・肩関節編
・下腿・足部編
また、解剖実習では筋肉だけでなく、筋膜の繋がりについても勉強しますので、筋膜についても事前に勉強をしておくことで、より深い学びを得ることが出来ます。
■「筋膜」に関するセミナー動画
・筋膜・運動連鎖とトレーニングプログラムの構築
・筋膜・運動連鎖から考える姿勢評価
トレーナー・セラピストとして痛みの評価や、筋膜リリースやストレッチを効果的に実施するためには筋肉の起始・停止を言葉として覚えるだけでなく、実際の組織をイメージできる必要があります。
トレーナーズアカデミーの動画で学びつつ、セミナーにもご参加いただき、実際に体に書きながら勉強することをお勧めします。
ハワイ大学解剖実習
日本では医学部以外できない解剖実習の詳細はこちら