
SEA Games とは
South East Asian Games
略して SEA Games
東南アジア競技大会の通称で、東南アジアの11カ国が2年に1度集まり、オリンピック競技や伝統競技で競い合う「東南アジア版のオリンピック」とも呼ばれる大規模な総合スポーツイベントです。
参加国はタイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、フィリピン、インドネシア、ミャンマー、ラオス、ブルネイ、カンボジア、東ティモール(ASEAN10カ国+東ティモール)で、友好と平和、オリンピック・ムーブメントの振興を目的としています。
今回は第33回で2025年12月タイのバンコクで開催されました。(カンボジアは不参加)

今回の視察の目的
カンボジアで行われた2023のSEA Gamesに続き、今回も学生トレーナーや将来スポーツビジネスに携わりたい学生さんの実践的教育の場として視察を行いました。
初めて海外に行く人がほとんどで、パスポートの取り方から始まり、航空券の予約方法から、現地の移動まで指導させていただきました。
(宿泊はこちらで手配しています。)
トレーナー志望の学生さんの多くが、東南アジアのスポーツの現状を見て驚きます。十分なウォーミングアップをしていなかったり、救護体制(救急車も含め)が整っていないこと、テーピングの技術が未熟なことなどいかに日本のスポーツのサポートが手厚いのかを感じます。
反対にチームと会場一体になり、揺れるような応援や、勝ちにまっすぐな選手の姿に心を動かされます。
多くの学生さんが「スポーツを仕事に」と考えていますが、多くは「日本でスポーツを仕事に」という考えです。これを「日本も含め、世界でスポーツを仕事に」というパラダイムシフトにつなげることが視察の目的のひとつです。

バンコクで働く先輩を訪問!
次回開催国と私たちが目指すもの
34回の SEA Games はマレーシアで開催されます。首都であるクアラルンプール、サワクラ、ペナン、ジョホールで競技を実施予定です。
マレーシア独立70周年を記念しての開催なので非常に盛り上がることが予想されます。
今回のバンコクもそうですが、東南アジアの国の多くで渋滞が発生します。そのため救急車も機能しづらいという課題があります。また救急車自体の機能も日本のものと比べると大幅に劣るようです。(現地スタッフ談)
そのため各競技場に救急対応のできる医療従事者やトレーナーを配置することで、少しでも競技者の安全を確保できると考えています。
これらの活動を日本全国の学生医療系・トレーナー系学生がサポートすることで他にない超実践的教育となると考えています。また活動を続けることで東南アジア諸国に『トレーナー=日本』という認識を根付かせることにつながると考えています。
将来的に東南アジアからの留学生を迎えるような仕組みを創りたいと考えています。

アジアから日本へのトレーナー留学
様々な国のスポーツの情報を見聞きしてきました。その中での気づきはスポーツは万国共通で盛り上がること。言葉が違えど、ルールは同じなので、通じ合える言語のような役割も果たします。ここに非常に可能性を感じます。
2018年のアジア大会の視察に行った時に感動した出来事があります。
開催国のシンドネシアの人たちが「日本vs中国」の決勝戦の時、9割が日本の応援をしてくれていました。「JAPAN!!!!!!」という大きな声援に、選手でもなんでもない私ですが、鳥肌が立ち、涙が出そうになりました。
そのくらい日本がリスペクトされているのだ、とこれまでの日本人に尊敬と感謝の念を持ちました。
現状、多くの大学・専門学校にとって人口減は大きな課題だと感じています。もし東南アジアのスポーツを学びたい18歳が「日本でスポーツを学ぶ」ために留学してくれたなら、どんなに素晴らしいでしょうか?
私たちはこれを実現し、スポーツ科学・医学の発展していない東南アジアの課題と人口減の日本の課題を解決したいと考えています。
よくいただく質問
Q.なぜこの研修は無料で実施できているのですか?
A.当財団のクライアント企業にスポンサーになっていただき、実施しています。
また私どもが財団法人なので、収益を第一に考えて企画しておりません。
※ 参加者は渡航費のみ自己負担をしていただいています。
※ 宿泊費と一部の食事代は負担させていただいています。
Q.今回の研修を学校でできませんか?
A.旅行会社ではないので航空機や宿泊などの手配をするツアーのような形は難しいですが、現地集合・現地解散のような内容であれば実施可能です。
ただアジア圏でも常にスポーツイベントを実施しているわけではないので、2年に1回の SEA Games や4年に1回のアジア大会などのタイミングがオススメです。
