プロサッカーコーチに聞く!スポーツを仕事にする考え方
今回はPUENTE FCの相本さんにスポーツ業界で働くには何が必要か?お聞きしました。
PUENTE FC様は、関西を中心にサッカースクールを運営しています。
就職活動時に是非、活かしてみてください!
相本さんの紹介
相本 涼太(あいもと りょうた)
PUENTE FC 育成ダイレクター
Jリーグチームの下部組織など様々なクラブでのプレー経験を経て、幼児は3歳からを対象にした大手サッカースクール指導員としてサッカースクール運営に関連する業務を一通り歴任。
その指導歴は10年以上に及び、これまでにのべ1000人以上の各年代の子どもたちにサッカーを通じて得た経験を成長に繋げてほしいと思い、現場での指導に当たってきた育成のスペシャリスト。現在はクラブ運営統括責任者として、教育にも目を向けた育成現場の環境整備にも尽力している。
PUENTE FC:https://puentefc.com
人間性を見ています!
ーー求める人物像をお聞かせください
自分自身に矢印を向けて指導ができる方が理想です。
サッカーというチームスポーツを教えているので周りとの関わり方やチームワークを社会の中でもきちんと意識してできる方に来ていただきたいからです。
また、見守る力や寄り添う心がある方がいいです。
子どもたちの成長はものすごく早いので少しの成長でも見逃さないように変化に気づけるような方。
競技経験や指導ライセンスはあれば嬉しいくらいですね。
矢印がどこを向いているか?
ーー選考の中で見ているポイントを教えてください
過去や現在の話をする中で他人に矢印が向いている姿、自分自身のことではなくて周りのことが気になってしまう、などが見え隠れしていないかどうかは確認しています。
コミュニケーションや挨拶など子どもたちとの関わりがしっかりできているかも見ています。
アンテナを張り続ける
ーー学生時代にやっておくべきこと
これまでにスポーツを続けて来られた方の中には自分が経験してきた競技に対しては熱心ですが、それ以外の他のことに目がいかなくなってしまい視野が狭くなってしまっている方も見受けられます。
これからはもっと多様な社会になっていくと思うのでそれだけだと生きていくのが難しくなってくるはずです。
社会に出たら好きなことのために好きではないこともやらなければいけないので、いろんなことにアンテナを張ったり学んだりしてください。
自分自身の成長を楽しむ
ーー最後に記事を見ている方にメッセージをお願いします!
子どもたちの成長も楽しんでもらいたいですが、一番は自分自身の成長を学生さんにも楽しんでもらいたいです。
自分の人生は自分のものでしかないので社会人になっていくにつれて、自分の人生ということを忘れて常に何かに追われていたり、1日が仕事のために生きることになってしまいます。
この多様な社会だからこそ様々な知見や価値観に触れることは大事です。
まずは自分に矢印を向けてもらって日常でやっていることを愚直にやり続けてほしいです。
その先にご縁があればと思います。