箱根駅伝と日本版NCAA
箱根駅伝で青学(青山学院大学)が4連覇。
今朝もTVに出るなどメディアにも取り上げられまくり大フィーバーだ。
下手すると陸上の世界大会以上に盛り上がる陸上のイベントが箱根駅伝じゃないだろうか。
それにしても4連覇というのはすごい。
1年生だった学生が4年間ずっと優勝しているのだから。
信じられないプレッシャーもあるし、自分たちを研究される怖さもある。
今の時代、少しでも下手なことをすればメディアから叩かれまくるだろう。
そんな中で4連覇。本当に素晴らしいと思う。
5年前に『わっきー、箱根駅伝で青学楽しみにしててね。』と僕の大師匠である中野ジェームズ修一さんに言われたのが昨日のことのようにも思える。
※中野さんが青学にトレーナーとして入ってから怪我が激減し強くなったように感じています。結果的には次の年の箱根駅伝から4連覇。
4連覇でもすごいことなのに過去には中央大学の6連覇があるそうだ。
もう何をしたらそうなるのかわからない。
モチベーションはどこにあるのか。すごいなぁ。
箱根駅伝とニューイヤー駅伝
これだけ盛り上がっているにも関わらず箱根駅伝は大学の関東大会。
(主催は関東学生陸上競技連盟)
別に全国の大学が参加して競い合うものではない。
もっと言うと前日の元旦にやっているニューイヤー駅伝の方がレベルは高い。
でも視聴率はニューイヤー駅伝は12.4パーセント。
箱根駅伝は29.4パーセント。
どうしても現役でトレーナーをやっているのもあるので『強ければ注目される』と思ってしまうけれど、どうもそうではないようだ。
強ければいい。パフォーマンスが高ければいいのであれば確実にニューイヤー駅伝の方が盛り上がる。
でも視聴率を見ると圧倒的に箱根駅伝。
スポーツというのは奥が深い。
強いだけでもダメ、弱いと注目さえもされない。
ますます盛り上がる箱根駅伝を始めとする大学スポーツ。
どうすれば盛り上がるのか。これからも目が離せない。
日本の大学スポーツを盛り上げる日本版NCAA
日本版NCAA設立まで1年となった。(2018年に設立される。)
きっと設立の頃にはカッコイイ名前がつくのだろうけれど今のところ、『日本版NCAA』と呼ばれている。
NCAAといういのはアメリカの団体で正式名称は【全米体育協会】と言う。
その日本バージョンを作ろうぜ!というのがこの『日本版NCAA』構想である。
アメリカの大学スポーツは巨額のお金が動く。
それだけ多くの人が勝敗の行方に注目しているのだ。まるで今回の箱根駅伝のように。
その額(NCAAの市場規模)は8000億円(1ドル100円で計算)。
アメリカではNBA、MLB、NFLと肩を並べるくらいだ。
NBA:50億ドル 5000億円
MLB:90億ドル 9000億円
NFL:120億ドル 1兆2000億円
NCAA:80億ドル 8000億円
ちなみに日本の野球が約1500億円と言われている。
Jリーグが約900億円。おおおお。すごい。アメリカってすごい。
日本の大学スポーツで盛り上がるのは箱根駅伝以外であるだだろうか?
大学野球もプロ注目の選手がどう活躍したかとかをニュースのハイライトで見るくらい。
試合の最初から最後まで中継されることなどほぼない。
そんな現状を変えようとしているのが日本版NCAAなのだ。
スポーツが大好きで、スポーツを仕事にしている僕としては盛り上がることはすごく嬉しい。
しかも関わることの多い大学生たちの活躍の場を増やそうという試み。
すごく共感できる。
スポーツ庁の掲げる目標は
2020年:1000億円
2025年:3000億円
の市場規模を作ること。
・・・あのー 2025年、プロ野球の倍になってるんですが。笑
2020年でJリーグ超えてるんですが。笑
日本のスポーツは本当にもっと盛り上がるのか。
この数年で大きく動きそうだ。
スポーツを仕事にしたい人は知っておいた方がいいなぁと思う。
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