体育人が夢を仕事にするときに最初にするべきこと。
ご縁をいただき全国で体育会系学生やスポーツ系専門学校で
講演をさせていただくようになりはや3年。
伝えたいことは夢を仕事にする方法。
お金や福利厚生も大事。世間体だって大事な要素だ。
でも一番じゃない。
一番大事なのは自分が本当になりたいものになること。
たった一度の人生。バカみたいに夢に挑戦し続けよう。
そのために大事だと思うのは
【 自分でゴールを決める力 】と
【 ゴールに向かって行動していく力 】
2つめの行動力に関しては体育会系の人は強い。
体力があるので行動しても疲れにくい。だからガンガン行動できる。
逆に体育会系の人(以下、体育人)が弱いのは
【 ゴールを決める力 】だと僕は思う。
体育人だと即断即決出来そう・・・
けれど、実は今まであまりゴールを決めたことがないから苦手なのだ。
ゴールを決められない体育人
スポーツにおけるゴールの多くは『試合』だ。
全国制覇する。
インターハイに出場する。
1勝する。
試合でどんな結果を出すのか。
そこにフォーカスして努力に努力を重ねる。
ただそれらの試合は監督が決めたり、
毎年時期が決まっていたりする。
つまり『決められたゴール』が存在しそこに向かって努力するだけ。
となると・・・
自分でゴールを決める経験が『行動力』と比べると
意外と少ないまま社会に出ようとする。
その時に気づくのは自分のゴールを決める力の弱さ。
真面目な体育人に送りたい考え方
体育人は真面目だ。
そして途中で諦めるのを良しとしない。
最後までやり抜こうと努力する。
だからこそ
もし決めたらその通りにしなくちゃだめなんじゃないか・・・
もし途中でやめたら周りからなんて言われるんだろう・・・
もしゴールできなかったら恥ずかしい・・・
そんな思考になる。
大事なのは決めること。
間違っても良い。ゴールを決めよう。
体育人はゴールを決めないと
本気のスタートダッシュができない。
今まで何人のスタートのできない学生を見てきたことやら・・・
本当に残念だ。その才能、その努力できる力。
それだけ備えていてスタートできないのは本当に残念でしかない。
ゴールを決めるコツ
ゴールを決めるコツは簡単だ。
『仮決め』でいい。つまり変えても良い。
どうしても決められない人はそのくらいライトな感じで決める。
※変えないに越したことはないけど変えても良い。
逆に思いの外、ゴールが近くて上方修正の可能性だってある。
だからこそ、仮決めで良い。
確信が持てた時に決断すれば良い。
決めるのは勇気のいることだ。
特に人生の大きな分岐点になるであろう時にはビビる。
それでも決めて前に進もう。
夢を仕事にする。言葉では響きがとてもいい。
でも実際に行動すれば、たくさん失敗するし、凹むことも辛いこともある。
それでも夢に挑戦しよう。
たった一度の人生なんだから。
誰かにゴールを決められるんじゃなくて
自分自身の意志で、ゴールを、夢を決めよう。
夢に挑戦しよう。
夢を仕事にしよう。
僕はいつでも本気で応援しています。
脇坂大陽
トレーナー・コメディカルドラフト会議
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