大学アメフト部主将が仕事でどんなキャリアを経ているのか聞いてみたらアツすぎた。
ある男から一昨日、急に連絡があった。
斉藤仁。
東海大学アメリカンフットボール部元主将。
GAPの仲間でもある。
今は社会人として仕事もしっかりと取り組み
なんと・・・6月に結婚をしていた。(笑)
会ってくれ!!
と言われたら会うしかない。笑
そして昨日。
連絡から24時間後には会って話していた。
超体育会でチームを束ね、GAPで学んだ仁。
どんなキャリアを経てきたのか。
今日は体育会卒業生のリアルな今を伝えたいと思う。
THE アメフト部主将 の仁
初めて出会った時の獣のような威圧感は今でも覚えている。
野生児のような感じ。話を聞いて納得。
アメフト部の主将としてチームを束ねていたと言うのだ。
ただ獣のような仁ではあるけれど
大学での主将は本当に苦しい経験だったようだ。
言うことを聞かないチームメイト。
不甲斐ない自分。
悩み、もがき、試行錯誤。
だからこそ誰よりも努力し背中を見せチームを牽引してきた。
そこで得た力は仕事で大いに活きたようだ。
デイサービスプラス運動。
仁がやっているのはデイサービスに運動を組み合わせ
機能を向上させるための仕事だ。
そこの施設の取りまとめをしている。
自分よりも1回り、2回り上のスタッフを部下に持ち
チームとして力を発揮できるようにするのが仁の仕事。
人を活かすのが仁の仕事。
大学時代の主将の経験が本当に役に立ったそうだ。
部活で学ぶことは驚くほど多い。
介護の可能性
一般的に『介護』と言うとブラックな印象があるかもしれないが
仁が言うには本当にやりがいのある仕事で人の尊厳に関わることができる。
歩けなかった人が歩けるようになる。
手が動かなかった人が動くようになる。
できなかったことがもう一度できようになることで
人は自信と尊厳を取り戻す。
・・・あの獣がいっちょまえのことを言うようになったもんだ。笑
『運動に関わる』と言うとスポーツが第一に来るかもしれない。
でも求められているフィールドは他にもある。
自分の可能性を広げるためにも他業種にも目を向けてみること。
介護業界も熱い人はいる。
メディアの情報を鵜呑みにし、自分の目で見ないことは
本当に視野を狭くする。
体育会の強み、弱み
僕が思う体育会の素晴らしい力は『やり抜く力』や『行動力』。
弱音を吐かず(たまに吐くけど)最後までやり通す。
そもそもトレーニングというのは体にストレスを与えることである。
そのストレスを受けてもっと強くなる。
これがトレーニングの原則なので、トレーニングに慣れた体育会は
辛くてもやり抜くことができる。
逆に弱いのは『決める力』決断力。
ひとつのゴールである試合は決められている。
練習内容も決まっている。
選手によっては
高校は推薦
大学も推薦
社会に出る時に初めて自らの意思で決める・・・
はずが決めれない。
決める力がないと伸びないんですよ・・・
昨日の仁の印象に残る一言。
決められないから弱くなる仲間
卒業後も一緒にアメフトをする仲間がいるようだ。
同じ大学、他大学。仲間としてライバルとして大学時代は
切磋琢磨してきたメンバー。
でも
社会に出て練習をおろそかにする。
『なんとなく』で練習している。
『なんとなく』で仕事もしている。
だから
アメフトも仕事も『なんとなく』の成果しか出ない。
『なんとなく』になってしまう仲間の共通項は
ゴールとか目標とかを決めれていない人ですね。
仁の言葉には説得力があった。
脇坂の想い
僕は体育人が本当に好きで
体育会(大学の部活をしている人)と体育大学生を合わせて
体育人と呼んでいる。
体育人って日本を牽引できるバイタリティのある人が多いはず。
ただ弱いのは決めることが苦手。
決めてもらって努力するのは本当に強いけど
自分で決めることが本当に苦手。
でも自分で決めれるようになった時には本当に力を発揮できる。
自分の未来を本気で決めてほしい。
自分のゴールを誰かに決めてもらうのではなく
自分自身で決めていこう。
本気で仲間を応援する。
本気で仲間に応援される。
最幸の瞬間を最高の仲間とともに。
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