スポーツキャリア講演会 東京ヴェルディ編

昨晩は東京ヴェルディでマネージャーをされている後藤さんをお招きし

sports alliance主催のスポーツキャリア講演会を開催した。

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『Jリーグで働くということ』と題して

・どうやってプロサッカーチームに就職したのか?

・実際の仕事内容は?

・今後のキャリアをどう考えているのか?

を話していただいた。

 

今回の話はサッカー関係の仕事に就きたい人には、本当に学びになったと思う。

ただ残念ながら来れなかった人のために書き残しておくことにする。

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Jリーグの数字

現在、Jリーグというものは3つに分類される。

J1、J2、J3である。

 

では何チームあるのか?

J1が18チーム。

J2が22チーム。

J3が13チーム。

 

全53チーム存在しているそうだ。

その中でひとつのクラブに約30人の選手が所属していて

合計1516人の選手がJリーグ自体にはいる。

(2016年シーズンの始めは)

※J3はアマチュア選手も所属していることもあるそうだ。

 

その中でマネージャーは114人。

多いチームでは4人抱えていたり、

逆にJ3では予算の関係で0人というチームもある。

 

チームの色によって方針が違ったりするので一概に何人とは言えないそうだ。

 

ではトレーナーはどうだろうか??

数字はわからないが、J1の方が人数は多く、

J3になれば少なかったりいない可能性もあると思う。

 

 

Jリーグで必要な資格

サッカーというのは他の競技と比べると本当にシステム化された競技である。

100年構想を持ち、地域に密着したチーム作りとマーケティング。

本当に考えつくされたスポーツで、スポーツとして勝つべくして勝っているという印象が僕にはある。

 

そんなシステマチックなJリーグなので、働くためには必要な資格が出てきたりする。

 

例えばコーチや監督になるのであればコーチのライセンスが必須。

Jリーグや日本代表監督であればS級が必要など。詳細はこちら。

 

またJリーグでトレーナーになるのであれば鍼灸、理学療法などの

医療系国家資格とともに日体協ATが必要だったりする。

 

ではマネージャーは?

マネージャーに必要な資格は存在しない。

逆にあれば教えて欲しい!!と後藤さんは話されていた。

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資格が必要な方が資格取得という労力があるのでハードルは上がるように思えるが、

ある意味ハードルが高いのは必要な資格がない場合だと僕は考える。

 

トレーナーであれば医療系資格と日体協ATを持った人がライバルであるが、

マネージャーの場合はマネージャーを志した人全員がライバルになるのである。

 

Jリーグへの就職の方法

おそらく参加者のほとんどがここを前のめりに聞いていたのでは・・・

狭き門であるJリーグ。

どうやって就職するのか??

 

 

就職は誰かからの紹介。以上。

 

・・・コネか。

と学生は感じたかもしれない。

そうだね。その通り。

 

それが分かれば行動ができる。

でも自分にはサッカー関係者に繋がりとかないし・・・

 

繋がりがないからあきらめるのではなく

繋がりを作りに行くのだ。

 

人とのご縁で成り立つ仕事。

なら意図的に自分を覚えてもらうためにご縁をつくる努力をする。

 

努力もしないであきらめるのであれば最初からスポーツを仕事にしたいとか

サッカーに関わる仕事をしたいとか言わないことだ。

 

社会は待っていてもチャンスはくれない。

自分から取りに行かなければチャンスはない。

 

現状、人との繋がりで成り立っているのがJリーグなのであれば

人との繋がりを作る以外に方法はないだろう。

 

※人の繋がりだけで就職が決まっているプロスポーツ業界の常識を変えるために

sports allianceではトレドラを開催しています。

 

 

東京ヴェルディ、Jリーグで求められている人材

きっとヴェルディに限らず他のクラブも同じかと思う。

即戦力。ここに尽きる。

 

ざっくり年商15億円。15億というと中小企業だ。

なので中小企業に就職するのと同じような感じ。

中小企業と大企業の違いはシンプル。

 

大企業の方が研修にお金をかける余裕がある。

でも中小は一般的に研修や教育にお金をかけるのは難しいことが多い。

(研修中のスタッフの人件費+研修講師の費用がかかるのだから。)

 

なのでJリーグの多くは即戦力人材を採用したい。

明日入社したら明日から仕事ができる人。

 

1から10まで教えないとできない人材はきっと採用されにくい。

 

自ら考え行動し、結果を出せる人。

他のスタッフと協調して仕事のできる人。

コミュニケーション力がある人。

そしてガッツがある人。

 

それらをひっくるめ即戦力が必要。

 

 

 

プロの世界を学ぶことは本当に面白いと感じる。

話を聞くと厳しさや過酷さを教えてもらう反面、

同時に言葉では言い表せないほどのやりがいも教えてもらう。

 

簡単ではない。

だからこそ面白い。

 

心からそう思う。

 

 

わっきー

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次は9月27日(火)

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