成功の反対は失敗ではないと言う話

 

小学校の頃の話。

みんなの前で発表し答えが合っている場合は『いいです〜』

答えが違う場合は『ちがいます〜』

と言わなければならないというルールがあった。

 

僕は秀才だったので間違うことはなかった。(はず)

でも友達が間違って『ちがいます〜』と言われているのを見てビビっていた。

間違ったことはないのに間違うことにビビっていた。

間違い=みんなの前での辱めだったのだ。

 

この経験が挑戦を恐くした。リスクを負って挑戦することを避けようとした。

 

失敗していないのに失敗にビビっている。

行動する前に失敗にビビっている。残念すぎる。

 

もし今、少年脇坂に声をかけるなら

『別に間違ってもいいじゃないか!間違いを笑い飛ばせるような人になれ!』
と言いたい。

 

 

僕の周りのカッコいい大人は挑戦していた。

小学校のことがあってか、高校卒業くらいまでは無難に生きた。

大失敗をしないような挑戦しかしない。

言われたことを言われた通りやる。

当たり障りのない感じ。そうすれば評価された。

だから成績も良かった。

 

 

ただ大学受験だけはチャレンジした。

チャレンジした結果、盛大にスベった。笑

絶対にW大学に行くんだ!!と家族や友人に語っていた。

でも盛大にスベったのだ。笑

 

そこで何か吹っ切れたのかもしれない。

全力で取り組み失敗したからこそ、得られたものがある。

 

その後、中京大学に入学しフィットネスクラブ(アイレクススポーツクラブプレミア)でアルバイトを始めた。

そこでたくさんの起業家(クライアントさん)と出会った。

カッコ良かった。

 

世間一般ではこんな方々を『成功者』と呼ぶのだろう。

そんな方々の話を聞くと失敗を面白おかしく語ってくれた。

 

挑戦して失敗する。

それがネタになっていくと知った。

 

挑戦して成功する。

それが成果になると知った。

 

挑戦はいいことだ。

何もしないことはもったいない。

 

大学生の時にアイレクスで出会ったクライアントさんたちから学ばせてもらった。

 

 

完璧になろうとするから行動が止まる。

たくさんの学生と普段から話している。

特にトレーナー志望の学生やスポーツ業界で頑張りたい学生たちとよく話す。

すごく勉強している反面、勿体無いなぁと思う点がある。

 

完璧になってから現場に出ようとする。

きっと失敗したくないのだろう。

知識で武装して現場に出ようとしている。

 

知識があったところで、現場で求められるのは結果。

知識量と結果に完全な相関関係があるとは思えない。

 

ベストは知識も経験もあることだけれど、

知識が乏しくても経験値があれば結果が出せる場合もある。

 

逆に経験が少なくて知識があってもなかなか結果は出せないと僕は感じている。

 

これを例えるなら

RPGのゲームで1度も草むらに入って戦ったことがなくレベル1なのに、最強武器・防具を揃えようとしているようなもの。

 

最強の剣。

最強の盾。

最強の防具。

 

それが揃わないと草むらに入れないし前へ進めない。

なのでいつまでたっても実践できない。

 

だから強くなれない。

 

 

バランスは大事だ。

高みを目指すのであれば強い装備を手にいれる必要はある。

でも同じくらい大事なのは経験を積みレベルアップすること。

 

最強の装備 × 最強の肉体

これを目指すとRPGではうまくいくだろう。

 

きっと実社会も同じ。

インプットは最強の装備作り。

アウトプットが実践であり、最強の肉体づくり。

 

ともに高めることが必要。

 

 

成功の反対は失敗ではない。

きっと辞書で調べれば成功の反対は失敗。

でも僕は違うと思う。

 

成功の反対は『何もしなかったこと』。

 

失敗は成功につながる。

失敗しても成功するまで何度でも続ければ成功につながる。

でも何もしないことを繰り返しても一向に成功には近づかない。

 

だから成功の反対は何もしないこと。

 

失敗を恐れてはいけない。

失敗を笑い飛ばせるくらいの人間になろう。

 

大丈夫。

今の失敗は10年後、ネタになっているはずらから。

 

 

 

 

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