夢を持つのは必然だった
高校時代の思い出は部活。
そして部活引退後は1日14時間の受験勉強。
この時、英語の単語帳を読みながら笑うという境地を経験。笑
僕だけでなく特にスポーツを仕事にしたいという人は
この高校時代の部活からくる経験が大きいと思っている。
僕は膝の怪我に泣き、復活して試合に出られたことが嬉しかった。
仲間とともに歩み3年間やりきった。
やりきれたのも嬉しかった。
素敵な経験があったから
悔しい経験があったから
僕はスポーツを仕事にしている。
感情が大きく動く時。
それが人生にとって大事な経験になる。
感情が揺れ動くものは潜在的に大事にしていること。
自分の感情が大きく動く時ってどんな時だろう。
今日は高校時代の友達のことを思い出しながら
感情の揺れというのを言葉にしようと思う。
新入生代表の挨拶をした ゆうすけ
まずは僕の仲間自慢を。
僕の高校時代、一番一緒にいた仲間。ゆうすけ。
クラスもずっと一緒で剣道部。
ゆうすけは入学式で新入生代表の挨拶をした。
挨拶をバシッと決めるゆうすけ。
颯爽と戻ってくる姿を見て成績1位はちがうな。さすがやな。
本当にスゴイやつだなぁと尊敬の眼差しで見ていた。
入学したらしたで毎朝、誰よりも早く登校し
英語の単語の書き取りをしている。
窓際に座りカーテンの揺れる風通しのいい教室に
ひとり姿勢良く座っているゆうすけ。
さすが。学年1位はスゴイな。
剣道も強豪中学でキャプテンをしていただけあって強い。
(僕が弱かっただけか?笑)
ボコボコにされる。さすがだ。
桐蔭高校のモットーである【 文武両道 】を
実践している素晴らしい高校生だと思っていた。
メッキは剥がれる。
しかし1回目の県内統一の試験でメッキは剥がれた。
県内平均70点くらいのテスト。クラスは96点平均。笑
(かしこい高校なんです。 ←自慢 笑 )
僕は95点。1問間違い。
残念・・・100点取れず。
ゆうすけ75点。
ん?
・・・あれ?成績1番じゃないの?
このときにわかったこと。
新入生の挨拶は成績1番のやつがするのだと思っていたら
A組の新井だったからしただけ。
ゆうすけ曰く、この時のことを振り返ると
『1番だと思われているのがプレッシャーだった』
ということだ。
僕のようにアイツ賢いんだ・・・
と思っている人が何人もいたのでその期待に応えようと
必死になっていたのだ。
なので毎朝早く学校に行って勉強をしていた。笑
本当は1番なんかじゃなかった。
結局、メッキは剥がれて
僕と勇介は学校で下から10番圏内を争う仲間になってしまった。笑
3年間ずっと一緒
そこから3年間クラスも部活もずっと一緒だったゆうすけ。
テスト勉強を一緒にすることになったのに、
気づけば100均でダーツセットを買ってきてダーツをして勉強はしない。
結局、赤点のゆうすけと赤点スレスレの僕。笑
部活では試合で負け、怒られたり、
練習がキツくて逃げ出しそうになったり
監督が怖すぎて体育教官室に入るのを二人でビビって
お前が先に行けよ!!と押し合ったり。
思い出せば色々あるけど本当に一生懸命取り組んだ。
そんな中。
ゆうすけは腰を痛め、僕は膝を痛め一緒にリハビリ生活に。
僕の場合。
この膝の怪我がきっかけでトレーナーを志した。
『 僕やゆうすけみたいに怪我をする人を増やしたくない。 』
『 怪我をしたら復帰できるように応援したい・・・ 』
この想いが僕のキャリアのスタートなのかもしれない。
同じような経験でも選択する道は違う。
人は面白い。
同じようなことが起こっても感じ方が違うし選ぶ道も違う。
僕は怪我をしてトレーナーを志した。
ゆうすけは怪我をしてもトレーナーを志さなかった。
もし今、夢や志があるならそれを当然だとは思わないでほしい。
特別なのだ。それを夢にできたのは特別。
自分だから夢にできたのだ。自分だから志せたのだ。
同じような高校生活をした僕とゆうすけ。
同じような怪我をしても進む道は違った。
それは僕がいいとか、ゆうすけがいいとかじゃない。
同じような出来事でも選ぶ道は人によって違う。
夢を持つというのは自分が響いたからだ。
感情が動いたからなんだ。
僕はトレーナーとか治療とかが響いた。
スポーツが僕の感情を大きく揺らした。
だから今この道で生きている。
おかげさまでスポーツを仕事にしている。
夢を持つのはたまたまじゃない。
必然なのだ。持つべくして持っている。
同じように怪我をしてもトレーナーをしたいと思わない人もいる。
いや、したいと思わないほうが圧倒的に多いはず。
あなたは特別。
だからこそ僕はその夢を実現してほしいし
そのためのお手伝いをしたい。
だからトレドラを作ったんだ。
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おっと宣伝してしまった。笑
夢を持つのは必然。
誰もがその夢を持つとは限らない。
僕とゆうすけのように同じような境遇になっても。
今のゆうすけ
彼は今、警察官をしている。
僕の故郷、和歌山を守ってくれている。
たくさん遠回りもしたみたいだ。ゆうすけらしい。
たくさん失敗もしたみたいだ。ゆうすけらしい。
週末。僕はゆうすけの結婚式に呼んでもらった。
恐ろしいくらいに太っていた(100キロ越)ことを除けば(笑)
本当に最高の式になった。
ゆうすけにも家族ができ、守る人ができた。
(入籍日が僕の誕生日だったのは本当に笑った。)
奥さんのお母さんが一人で暮らしているから一緒に住めるようにと
家を建て、お母さんの部屋を作ってあげたという話を聞いたときは本当に涙が出た。
身体だけでなく心も大きくなったゆうすけ。
これからの活躍が楽しみで仕方ない。
これからも最高の仲間で友達で。
ありがとう。ゆうすけ。
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