正しい腹筋のやり方を伝授 2016年11月12日
土曜日はセミナーを開催しました。
スイングストレッチという新しいツールを使ったエクササイズ紹介と
自体重で鍛えるトレーニングであるコアフォースという内容。
講師をしてまず思うことは
世の中に本当にたくさんのセミナーがあってその中で選んでいただき、
お越しいただけることは本当に光栄だなぁ、嬉しいなぁということです。
僕の場合、全国各地から来ていただくことが多くて
毎回、参加してくださった方の出身地のことを聞くのが楽しみのひとつです。
スイングストレッチのすごさ
スイングストレッチというツールは本当にすごくて
10分くらい乗ってシンプルなエクササイズをするだけで
(シンプルだけど意外とキツイ)
身体の変化を出すことができます。
筋力をつけることはあまりできないツールですが
身体の動きをよくすることには活用しやすいので
運動前にやるのには適していると感じています。
ちなみに僕の場合。
歩行動作が劇的に変わります。
エクササイズ実施後は歩幅が広くなるので
走ろうもんならビックリするぐらい速くなります。
スピードが速すぎて心肺機能がついていかないほどです。(笑)
スピードを出しすぎて何回後悔したことか・・・
セミナーの当たり前
セミナーに出て効果を出す方法を学べるのは当たり前だと僕は思います。
そしてそれをある程度、教えられるようになるのも当たり前。
大事なのはその次で。
クライアントや選手にちゃんと届けられるのか、
ちゃんと伝わるのかということが本当に大事。
いくらいい学びを得ても伝わらなかったり
効果を届けられないなら意味がないです。
だからできるだけシンプルなエクササイズにできるかがポイント。
シンプルで効果が出て、そして再現性も高い。
それを出来るスイングは本当にすごい。
僕はそう思います。
ストレッチポールもやっぱりすごいけど
それに負けじ劣らずのスイングストレッチやりおるんです。
正しい腹筋の方法
ネットで 『 正しい腹筋 』と入力すれば37万件以上出てきます。笑
日本はどんだけ腹筋に飢えてるんだ。笑
正しい腹筋をすれば効果が出やすいです。
僕のアスリート指導の経験談ですが
正しくない腹筋を200回するよりも
正しい腹筋を10回やったほうが効果があります。
ただその腹筋はアスリートには《正しい》やり方かもしれませんが
高齢者には《正しくない》やり方でもあるのです。
誰がやるのかによっても《正しさ》は変わる。
なので
やみくもに正しいやり方を求めるだけじゃなくて
相手に合わせるというスキルも養わなければならないんです。
おかげさまで指導させていただいているアスリートたちは
身体が相当強くなっています。見た目も動きも違います。
そして慢性的な腰部の痛みを持っている選手は現在0人です。
指導させていただいている50代〜80代のマダムたちは
3階くらいまでなら階段を使いません。(使ってないはず。笑)
遅れそうだからと走ってくる人もいます。
レッグプレスを体重の1.5倍くらいでやる人もいます。
※1年前まではほとんど運動していない人です。
そんな両極端な方々の指導の機会をいただいていて思うのは
相手に合わせることが本当に大事だということ。
もしマダムたちに指導する腹筋をアスリートにしたら
強度が弱すぎてトレーニングにならないかもしれません。
逆にアスリート仕様の腹筋をマダムにしたら・・・
尋常じゃないくらい文句を言われます。笑
相手に合わせた 正しい腹筋 。
果たしてその腹筋は本当に相手に合わせたものですか?
youtubeから引っ張ってきたやり方だったり
誰かに聞いたそのままをやっていたり
高校の時にやってたから?
根拠と目的を持って指導したいものですね。
別に危ないとか間違っているとか言われている
脚を持ってもらっての腹筋をしても
脚を伸ばしたままの腹筋をしてもいいんです。
目的があれば。目的が大事なんです。
さてさて。今後も毎月2、3コマは担当できるように
コツコツ開催していきたいと思います!
今後のセミナー日程はこちらです。
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